法哲学年報

日本法哲学会/発行所:有斐閣

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2015 応報の行方

法哲学年報2015 応報の行方

統一テーマ「応報の行方」
応報の問題地図:統一テーマ「応報の行方」について/瀧川裕英
応報刑と復讐/橋本祐子
「功績desert」概念と応報/米村幸太郎
応報主義と帰結主義の相剋(?)/安藤馨
刑罰の正当化根拠としての応報:刑法学の視点から/松原芳博
脳科学の進展と応報主義の行方/岡上雅美
総括コメント/森村進
総括コメント:刑法学の立場から/井田良
特別企画
沖縄で「法」を考える:琉球処分と法の多元性(概要)/徳永賢治
琉球処分と旧慣温存/田名真之
論争する法哲学(書評)
法哲学と「共通の了解事項」:田中成明『現代裁判を考える』/高橋文彦
改めて「法学」とはどういう学問か?:大塚滋『説き語り 法実証主義』/高橋広次
純粋法学の理解に向けて:高橋広次会員への応答/大塚滋
日本の自生的秩序の起源と現代への接合:桂木隆夫『慈悲と正直の公共哲学:日本における自生的秩序の形成』/濱真一郎
濱真一郎会員への応答/桂木隆夫
社会の法:毛利康俊『社会の音響学:ルーマン派システム理論から法現象を見る』を読む/青山治城
N・ルーマンのシステム論を法理論のために拡張するということ:青山治城会員への応答/毛利康俊
自由な社会を再生するための負担への覚悟:大屋雄裕『自由か、さもなくば幸福か?:21世紀の〈あり得べき社会〉を問う』/松尾陽
松尾陽会員への応答/大屋雄裕
戒能通弘会員へのお応え/岡嵜修
近代英米「法」思想史研究の意義:山岡龍一会員への応答/戒能通弘
ワークショップ概要
性暴力犯罪の法改革に向けて/関良徳
応報の彼方へ:修復的正義・修復的実践の挑戦/宿谷晃弘
死刑は刑罰たりうるか?/青山治城
投稿論文
国民国家に関する覚書(II):その制度と理念/常木淳
19世紀後期アメリカの憲法論に対するコモン・ローの影響について/清水潤
法律関係論における権能概念の役割:権利・義務と権能の関係を中心に/佐藤遼
特別寄稿
石前禎幸先生を偲んで/濱真一郎

2014 立法の法哲学

法哲学年報2014 立法の法哲学:立法学の再定位

統一テーマ「立法の法哲学:立法学の再定位」
提題「立法の法哲学:立法学の再定位」/山田八千子
議会主義の再生:規範的法実証主義の立法理論/横濱竜也
法の権威を立法の権威に解消することの愚かさについて/嶋津格
統治における立法の位置:公法学の観点から/藤谷武史
ポスト行政国家時代の立法理学の可能性/松尾陽
開発における良い統治と立法の課題:正統性と正当性の相補作用に着目して/松尾弘
立法と司法の関係を把握するための視座/濱真一郎
立法の品質保証と民主的正統性/大屋雄裕
立法の質をめぐる「政治」と「法」:その現状と課題/川﨑政司
立法の哲学としての法哲学:総括コメント/井上達夫
論争する法哲学(書評)
王政の法と共和政の法:戒能通弘『近代英米法思想の展開:ホッブズ=クック論争からリアリズム法学まで』/山岡龍一
近代アメリカ法思想の時代背景:岡嵜修『レッセ・フェールとプラグマティズム法学:19世紀アメリカにおける法と社会』/戒能通弘
世界正義とナショナリズム:施光恒会員への応答/井上達夫
還元主義的人格観とリバタリアニズム:吉良貴之会員への応答/森村進
酒匂一郎会員への応答/木原淳
ワークショップ概要
立法をめぐる思想:19世紀におけるドイツとイギリスを中心にして/村林聖子
ヘーゲルと市民法学・立憲主義・共和主義:「マルクス主義市民法学」でも「近代主義市民法学」でもなく/酒匂一郎
性風俗と法秩序/陶久利彦
熟議民主主義と現代日本政治/大野達司
投稿論文
D.コーネルの脱構築的法哲学について:法における倫理性の問題/堅田研一
法は感情とどのように関係すべきか:マーサ・ヌスバウムとロナルド・ドゥオーキンの理論を参考にして/高橋秀治
フラー解釈の新局面:法システムを支える人間像/椎名智彦
立法裁量に対する善の価値:同性婚をめぐるアメリカ憲法の議論を題材にして/阿部純子
ホッブズの根本的自然法の相対性/内藤淳
臓器移植法の遺族の法的役割に関する一考察:憲法学的視点から/宍戸圭介
特別寄稿
三島淑臣先生を偲んで/酒匂一郎

2013 民事裁判における「暗黙知」

法哲学年報2013 民事裁判における「暗黙知」:「法的三段論法」再考

発題

統一テーマ「民事裁判における「暗黙知」:「法的三段論法」再考」
統一テーマ「民事裁判における「暗黙知」:「法的三段論法」再考」について/高橋文彦
法を事実に当てはめるのか、事実を法に当てはめるのか/亀本洋
民事裁判における三段論法の意義と課題:超過利息の判例を素材に/瀬川信久
民事裁判における法規範の選択と形成の手法/村田渉
民事事件における事実の認定:「言語の内と外」各論として/嶋津格
弁護士からみた事実:「小前提」形成過程における法的思考/中村多美子
民事裁判における事実認定の構造/手嶋あさみ
民事裁判における「暗黙知」:「法的三段論法J 再考(総括コメント)/加藤新太郎
法的思考における「暗黙知」の解明と考察について(総括コメント)/田中成明
論争する法哲学(書評)
斬新なカント、法哲学か政治哲学か:木原淳『境界と自由:カント理性法論における主権の成立と政治的なるもの』/酒匂一郎
正義理念の力:井上達夫『世界正義論』/施光恒
リバタリアニズムにおける時間と人格:森村進『リバタリアンはこう考える:法哲学論集』/吉良貴之
若松良樹会員への応答/伊藤泰
ワークショップ概要
クイア法理論の可能性を探る/綾部六郎
規範理論と実証理論との対話:リバタリアン・パターナリズムを手がかりに/若松良樹
カントの理性法論と共和主義:グローバリズムの視点から/竹下賢
グローバル化と公法私法の再編/浅野有紀
民事事実認定の実像を求めて/小林智
司法権の独立と司法による自然法の実践:最近明らかになった砂川事件関連米公文書/布川玲子
投稿論文
倫理の法制度化:臨床倫理と研究倫理を素材にして/山崎康仕
国民国家に関する覚書:その本質と諸相/常木淳
日本の法律学方法論の史的展開に関する批判的検討:昨今のドイツの論争・議論状況を手がかりに/服部寛
意味変更による規範理論の可能性/平井光貴
自己欺踊に責任を問えるか/太田雅子
特別寄稿
碧海純一先生を偲んで/井上達夫
三代川潤四郎先生を偲んで/桜井徹

2012 国境を越える正義

法哲学年報2012 国境を越える正義:その原理と制度

統一テーマ「国境を越える正義:その原理と制度」
「国境を越える正義:その原理と制度」について/石山文彦
グローバルな経済的正義/宇佐美誠
グローバルな分配的正義と国家のメンバーシップ/浦山聖子
国境を越える正義と国際法/郭舜
グローバル化と正義:主体、領域、実効性における変化/押村高
コスモポリタニズムと制度的分業/瀧川裕英
国境を越える正義の諸問題:総括的コメント/井上達夫
特別講演
これまでの研究を振り返って:関心のあるテーマ二題/小林公
論争する法哲学(書評)
一つの記念碑:田中成明『現代法理学』/大屋雄裕
最良のガイドブック:伊藤泰『ゲーム理論と法哲学』/若松良樹
高橋文彦評へのリプライの試み/嶋津格
放置主義:毛利康俊会員への応答/亀本洋
ワークショップ概要
グローバル状況下での多元的法体制における人権および人権をめぐる法文化:法学・人類学の視点から/角田猛之
国際法哲学の可能性:国際法学との対話/郭舜
「後藤新平」から読み解く統治の技法と哲学:公衆衛生・植民地統治と法/鈴木慎太郎
法と科学の不確実性:「科学裁判」から考える司法の正統性/吉良貴之・川瀬貴之
投稿論文
ロールズ正義論と「意味ある仕事」/大澤津
ハンナ・アーレントの実存思想から見る哲学から政治への変遷/長谷川陽子
法は人文学である:ジェームズ・ボイド・ホワイトの人文学的法学について/小林史明
グローバルな経済的正義におけるネーションの責任:デイヴィッド・ミラーの二つのモデルの批判的検討/石塚淳子
特別寄稿
帰天されたホセ・ヨンパルト先生に感謝を込めて/葛生栄二郎・河見誠
佐藤節子先生を偲んで/高橋文彦

2011 功利主義ルネッサンス

法哲学年報2011 功利主義ルネッサンス:統治の哲学として

統一テーマ「功利主義ルネッサンス:統治の哲学として」
「功利主義ルネッサンス─統治の哲学として」について/若松良樹
功利主義と公衆衛生/児玉聡
公衆衛生とリベラルな功利主義/鈴木慎太郎
功利主義と教育/小松佳代子
功利主義の教育は個人の自由と社会の統治を結ぶのか?/関良徳
統治理論としての功利主義/安藤馨
功利主義と法/大屋雄裕
統治理論としての功利主義/井上達夫
論争する法哲学(書評)
 わからないことほど素朴に考えよう:嶋津格『問いとしての〈正しさ〉─法哲学の挑戦』/高橋文彦
 法哲学のセブンスコード:亀本洋『法哲学』/毛利康俊
 人権と黄金律:樺島教授の批判に答えて/小林公
ワークショップ概要
篠原敏雄
関良徳
那須耕介
岡克彦
投稿論文
栗田佳泰
西迫大祐
遠藤知子
稲田恭明
福原正人
小久見祥恵
KANAZAWA Shuji

2010 市民/社会の役割と国家の責任

法哲学年報2010 市民/社会の役割と国家の責任

統一テーマ「市民/社会の役割と国家の責任」
「市民/社会の役割と国家の責任」について/大野達司
NPO法制にみる国家的支援の現状と課題:政府はなぜボランタリズムを萎縮させたのか/田中弥生
消費者法における国家の役割/熊谷士郎
判断能力の不十分な「市民」を包摂する「市民社会」の法制度:イギリスの成年後見制度を手がかりとして/菅富美枝
行政権開放の諸形態とその法理/毛利透
市民社会とその非政治的基盤について:市民の自由と公民の徳/那須耕介
国境を超える市民/社会:欧州連合(EU)を事例として/遠藤乾
グローバライゼーションと共同体の命運/谷口功一
総括コメント/杉田敦
論争する法哲学(書評)
法哲学年報2009年度号 嶋津格会員の書評への応答/笹倉秀夫
法・論理・計算:小林公『法哲学』/樺島博志
ワークショップ概要
R.アレクシーの法理論/足立英彦
法と文学(Law & Literature)の展望/谷口功一・小林史明
規範の内容的基礎はどこにあるか:生命倫理の場における意思と未知の帰結/野崎亜紀子
ロールズの正義論を検証する/渡辺幹雄
投稿論文
裁判における視点と法の内部観測/松岡伸樹
「大きな社会」とその規範的構成/登尾章
ドメスティック・グローバルモデルとしての比例性原則:R.アレクシー基本権論をめぐる現代の論争/松原光宏
国境と民主的平和論:『永遠平和論』における国家の人格性との関わり/木原淳
特別講演
法哲学・実定法学と「法の支配」の諸問題/深田三徳

2009 リスク社会と法

法哲学年報2009 リスク社会と法

統一テーマ「リスク社会と法」
リスク社会と法:論点の整理と展望/中山竜一
リスク社会における法と民主主義/愛敬浩二
リスクとしての熟議/希望としての熟議:愛敬報告へのコメント/平井亮輔
リスク社会における私法の変容/浅野有紀
リスク社会における私法の隘路:浅野報告へのコメント/福井康太
リスク社会と環境法:環境法における予防原則について/大塚直
リスク社会と環境法における予防原則/松本充郎
リスク社会と刑事法/松原芳博
ホラーハウス/ミラーハウス:松原報告へのコメント/大屋雄裕
グローバル・リスクと世界秩序/瀧川裕英
政府ネットワークとコスモポリタン的共通感覚:瀧川報告へのコメント/森元拓
論争する法哲学(書評)
功利主義政治理論の新しい出発点:安藤馨『統治と功利:功利主義リベラリズムの擁護』/森村進
評者への応答/安藤馨
発展史観と法思想史:笹倉秀夫『法思想史講義 上下』/嶋津格
ワークショップ概要
ドゥウォーキンの法哲学と政治哲学/宇佐美誠・濱真一郎
動物の法的地位についての法哲学的考察/嶋津格・古澤美映
要件事実論と法的思考モデル:法理学からの検討/樺島博志
アダム・スミスの現代的意義/中村浩爾
投稿論文
契約論的合理性の限界:ゴティエの「ヒューム主義」の分析を通じて/中村隆文
移民の正義論:リベラルな平等主義とナショナリズムの関係/浦山聖子
危害原理の限界をめぐって:「法による道徳の強制」再考/宮崎真由
臓器をめぐる所有と交換の法理:臓器売買はなぜ許されないのか/鈴木慎太郎
政治的責務と憲法:小泉良幸
イラク戦争をめぐるマイケル・イグナティエフの思想:その人権論を手掛かりに/森田明彦
特別寄稿
千葉正士先生のご逝去を悼む/大塚滋

2008 法と経済:制度と思考法をめぐる対話

法哲学年報2008 法と経済:制度と思考法をめぐる対話

統一テーマ「法と経済:制度と思考法をめぐる対話」
法と経済:提題と展望/宇佐美誠
効率性・衡平性・個人的権利の社会的尊重/鈴村興太郎
権利の同定とその行使について:鈴村報告へのコメント/後藤玲子
雇用保障の法と経済学/八代尚宏
八代報告への討論:自己決定権と人格権の観点から/浅野有紀
公共政策への経済的影響/井堀利宏
井堀報告へのコメント/谷口功一
法、法学と経済学:コースの理論を手がかりにして/亀本洋
「法と経済学」の新しい方向性:亀本報告へのコメントに代えて/太田勝造
法と経済:総括コメントの試み/嶋津格
シンポジウムの概要/宇佐美誠
論争する法哲学(書評)
「合理的信頼」を育む法:山田八千子『自由の契約法理論』/鳥澤円
ワークショップ概要
東アジアの法制度、法文化とその多層性、多元性:多文化主義、多元的法体制論、比較法文化学の視点から:角田猛之
「法と経済学」と法理論のあいだ:合理性と公共性/常木淳
遵法義務論の問題地平/瀧川裕英
投稿論文
法時間論:法による時間的秩序、法に内在する時間構造/吉良貴之
フェミニズムと法概念論との対話に向けて:N・レイシーの法理論を手がかりに:池田弘乃
「差異」と「平等」のジレンマ:フェミニズム法理論からのアプローチ/小久見祥恵
レッシグからパウンドへ:社会統制媒体としてのアーキテクチャー概念の有用性とその課題/笹原和織
一九世紀ドイツ国法学における方法と国制/西村清貴
文化批判の作法:ジョセフ・カレンズの議論をてがかりに/川瀬貴之
遵法義務は個別的ではない:法・国家・道徳の相互連関:瀧川裕英
遵法責務論への道/那須耕介
遵法責務問題を問うべき根拠:遵法責務論無用論に抗して/横濱竜也
Liberalism, Fallibilism and Individual Self-Development: Some Comments on a Millian Perspective / George Mousourakis

2007 法思想史学にとって近代とは何か

法哲学年報2007 法思想史学にとって近代とは何か

(2008年10月30日発行)

発題
統一テーマ「法思想史学にとって近代とは何か」について/桜井徹
論説・コメント
トマス・アクィナス哲学から見た近代法思想/河見誠
自然権の神学的基礎—ウィリアム・オッカム—/小林公
ヒュームと近代自然法学の変容/下川潔
ルソーの共和主義解釈—ルソーと近代法思想—/神原和宏
自律の法と法の自律—カントによる近代法の「基礎づけ」—/高橋洋城
ベンサムの法実証主義、功利主義と近代/戒能通弘
ヘーゲル法思想と近代/永尾孝雄
サヴィニーとグリムの歴史法学—〈法の科学〉と〈法の詩学〉—/堅田剛
ナチズム—近代の否定あるいはその徹底化—/南利明
「近代」をどう見るか/笹倉秀夫
シンポジウムの概要/桜井徹
論争する法哲学(書評)
青井秀夫著『法理学概説』(2007年、有斐閣)/酒匂一郎
中村直美著『パターナリズムの研究』(2007年、成文堂)/若松良樹
投稿論文
リベラルな分配的正義構想に対するG・E・コーエンの問題提起について/藤岡大助
現代国際社会における戦争の位置—国連憲章体制と〈新たな正戦論〉—/郭舜
ジョン・マクダウェルの「理由の空間」とメタ法価値論の問題/伊藤克彦
価値相対主義問題にかんする一考察—ウェーバーからヤスパースへ—/菅原寧格
ヴィルヘルム・フォン・フンボルトの教育論における「民族」と「言語」/吉永圭
あなたは法解釈の客観性を信じますか/早瀬勝明
利益法学から評価法学への展開についての覚書/服部寛
正義論としてのリバタリアニズム—ヒレル・スタイナーの権利論—/井上彰
アーキテクチャによる規制作用の性質とその意義/松尾陽
Westernization of Asian Law and Asian Identities/KAWAMURA Arinori
日本法哲学会学術大会・総会記事
欧文抄録

2006 法哲学と法学教育

法哲学年報2006 法哲学と法学教育:ロースクール時代の中で

(2007年10月30日発行)

発題
統一テーマ「法哲学と法学教育—ロースクール時代の中で—」について/大塚滋
論説・コメント
日本型法科大学院と日本の法学教育/大塚滋
法科大学院及び法学部における法哲学関連科目に関する実態調査の概要/北村隆憲
法学教育に対する司法改革のインパクト/萩原金美
半外部の視点から見た法学教育/仲正昌樹
非法律家にとっての法学学習の意味について—「法学部無用論」の手前で—/那須耕介
大塚・萩原・仲正・那須報告へのコメント:法科大学院と法学部をめぐる議論について/宮川光治
法曹養成・法科大学院・法哲学教育/山田八千子
アメリカにおける法曹養成と法哲学/平野仁彦
法哲学教育の標準化/亀本洋
山田・平野・亀本報告へのコメント:実定法学の立場から/道垣内弘人
総括的コメント:秩序に対する責任・その他—法学教育論コメント—/嶋津格
シンポジウムの概要/大塚滋
投稿論文
ホーフェルドと義務論理—ウリクトとの比較を通じて—/三本卓也
ドゥオーキンの道徳的解釈論の意義と課題—オリジナリズムとの対比から:中絶事例を手掛かりに—/早川のぞみ
生む権利としてのリプロダクティブ・ライツ—少子社会における生殖の自己決定権の重要性—/伊佐智子
アルトゥール・カウフマンの法哲学における人格・抵抗・寛容—「関係への自由」を可能にする社会構想—/吉岡剛彦
ロールズと民主主義—ロールズ正義理論における民主主義の位置—/石黒太
コスモポリタン・シティズンシップの射程と限界/稲田恭明
政治的責務論再考—統治者に対する敬譲としての正統性—/横濱竜也
プラトン『法律』篇845b-860eの一解釈として—刑事立法・司法とソクラテスのパラドクス—/赤岩順二
自然法思想におけるモラル・センスの位置付け/中村隆文
フランソワ・エワルドにおける「リスクの法哲学」/西迫大祐
日本法哲学会学術大会・総会記事
欧文抄録

2005 現代日本社会における法の支配

法哲学年報2005 現代日本社会における法の支配:理念・現実・展望

(2006年10月30日発行)

発題
統一テーマ「現代日本社会における法の支配—理念・現実・展望—」について/深田三徳
論説・コメント
法の支配をめぐる諸問題の整理と検討/深田三徳
〈法の支配〉という規範伝統—一つの素描—/長谷川晃
立憲主義・法の支配・法治国家/土井真一
行政法からみた日本における「法の支配」/中川丈久
何のための法の支配か—法の闘争性と正統性—/井上達夫
法治国家原理の展開/服部高宏
法の支配と不確定性/石前禎幸
法の支配の分析視座—比較憲法学のための枠組設定—/高橋和之
法の支配をめぐる議論について/田中成明
シンポジウムの概要—総括的コメント—/服部高宏
投稿論文
リバタリアニズムと論理整合的な制度についての試案—相続制度否定論とその下で要請される三つの制度—/八島隆之
メタ倫理学的自然主義再考—価値論と人間科学—/内藤淳
「セクシュアリティ」をめぐる平等論のディレンマ—「アイデンティティ」の相克の下で—/綾部六郎
パトリオティズムと世界市民主義—カントの公共体観念を素材として—/木原淳
不法と闘争の法哲学—イェリネックの法理論—/森元拓
解釈概念の歴史的展開—J.シュレーダー『学としての法』の紹介—/松島裕一
日本法哲学会学術大会・総会記事
欧文抄録

2004 リバタリアニズムと法理論

法哲学年報2004 リバタリアニズムと法理論

(2005年9月30日発行)

発題
統一テーマ「リバタリアニズムと法理論」について/森村進
論説・コメント
リバタリアニズムの人間像/森村進
自己所有権型リバタリアニズムの批判的検討/橋本努
社会規範に従う「自由」?—自生的秩序の再検討—/鳥澤円
自由はリバタリアニズムを支持しない/立岩真也
リバタリアニズムと「イデオロギーの正しさ」—学会報告コメント—/嶋津格
リバタリアニズム法理論/橋本祐子
憲法学はなぜリバタリアニズムをシリアスに受止めないのか?/愛敬浩二
私法におけるリバタリアニズムの自由の構造—契約法理論を中心にして—/山田八千子
リバタリアンと交換的正義/浅野有紀
シンポジウムの概要/森村進
分科会
伝統論についての一考察—F.A.ハイエクとA.マッキンタイアの比較検討—/土井崇弘
関係性の権利を考えるために—「関係性」と「権利」の関係—/野崎亜紀子
構造的差別と法—フェミニズムの主体像と法実践を手がかりに—/若林翼
法の不確定性を論じる意味/佐藤憲一
現代正義論の文脈における正と善の関係/伊藤泰
J.ロールズ国際正義論の批判的検討/松沢俊樹
研究ノート
自然法論における伝統と近代—B.ティアニー著『自然権の思想』における「許可的自然法—/山本陽一
特別寄稿
追悼矢崎光圀先生/松浦好治
矢崎光圀先生のご逝去を悼む/竹下賢
日本法哲学会学術大会・総会記事
欧文抄録

2003 ジェンダー、セクシュアリティと法

法哲学年報2003 ジェンダー、セクシュアリティと法

(2004年10月20日発行)

発題
統一テーマ「ジェンダー、セクシュアリティと法」について/住吉雅美
論説
悪・暴力・不正義—暴力批判としてのフェミニズムの視点から眺める—/大川正彦
ケアの倫理と制度—三人のフェミニストを真剣に受けとめること—/川本隆史
セクシュアル・ハラスメントについて/堀口悦子
性と生殖に介入する医療における「正義」—フェミニズムと法は、誰の権利を守るのか—/齋藤有紀子
リベラリズムとジェンダーのありか/江原由美子
リベラル・フェミニズムの二つの視点/井上達夫
ジェンダーと国家権力—人権論・シティズンシップ論の再編とジェンダー法学の可能性—/辻村みよ子
フェミニズムと生物科学の幸福な結婚/内野正幸
アナルコ・セクシュアリズムをめざして/住吉雅美
シンポジウムの概要—市ヶ谷死闘編—/住吉雅美
分科会
現代正義論のパラダイム・チェインジ—9.11テロの投げかける法哲学的問題について—/樺島博志
国際社会と正義—グローバルな正義の可能性について—/竹村和也
ハンガリー法哲学派—プルスキからビボーまで—/三苫民雄
もう一度ラートブルフを読み直す/足立英彦
イェーリングの「法学観」について—構成法学としての概念法学—/高須則行
J.S.ミルの『自由論』と完成主義/多胡智之
臓器提供インセンティヴの法と倫理—選択肢としての有償提供—/今井竜也
ソーシャル・キャピタルを機能させること/細見佳子
研究ノート
人々の「悪」が生みだす自由な社会—B.マンデヴィルの人間学—/登尾章
「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の立法過程に関する一考察/谷口功一
日本法哲学会学術大会・総会記事
英文抄録

2002 宗教と法

法哲学年報2002 宗教と法:聖と俗の比較法文化

(2003年10月20日発行)

発題
統一テーマ「宗教と法—聖と俗の比較法文化」について/角田猛之
論説・コメント
宗教と法—キリスト教のパースペクティブから—/ホセ・ヨンパルト
「自然法—実定法」ダイコトミーの成立と「法の世俗化」—ヨーロッパ中世盛期における宗教と法—/市原靖久
宗教と法—聖と俗の比較法文化—非西欧のパースペクテイヴから—/千葉正士
宗教と法—イスラームの視点から—/小田淑子
宗教と法をめぐる法文化比較—天皇制とオウム真理教を手がかりに—/角田猛之
現代日本の宗教と法/平野武
現代ドイツにおける宗教と法/初宿正典
リベラリズムと政教一致体制—ジョン・ロールズ『諸国民の法』におけるリベラリズムの自己抑制—/石山文彦
「宗教と法」コメント/森村進
シンポジウムの概要/市原靖久・濱真一郎・角田猛之
分科会
ベンサム研究の新傾向について/戒能通弘
自己決定の合理性と人間の選好—Behavioral Law & Economicsの知的洞察と法的パターナリズム—/瀬戸山晃一
自発的援助・支援行為を位置づける現代型リベラリズム法の試み/菅富美枝
責任概念の新しい様相—集合的責任論の批判的検討を中心に—/上本昌昭
二つの弱さと自己決定権—死の問題から考える射程と限界—/奥田純一郎
正義の多元性と国際私法正義—国際私法法哲学の一断面—/伊藤敬也
法的枠組みの公共的正統性をめぐって—共和主義的立憲主義の可能性と限界—/大森秀臣
研究ノート
権威と原意—ジョセフ・ラズの解釈論と原意主義—/丸祐一
遵法責務論と法の規範性—ソウパーの議論を手がかりに—/横濱竜也
日本法哲学会学術大会・総会記事

2001 情報社会の秩序問題

法哲学年報2001 情報社会の秩序問題

(2002年10月30日発行)

発題
統一テーマ「情報社会の秩序問題」について/酒匂一郎
論説・コメント
法・情報・技術/酒匂一郎
プライバシー概念の再検討と現実的諸問題/水谷雅彦
著作権法の将来像/田村善之
酒匂,水谷,田村報告へのコメント/松浦好治
インターネット上の情報の公有・共有・私有—Public Domain / Degital Commons / Private Propertyの解釈論—/芹沢英明
高度情報社会と政治・公共性の変容/服部高宏
ネットワークと重層化するコミュニティ/大屋雄裕
電子民主主義の可能性について/松井茂記
情報化社会における内部告発と法—原発事故,医療過誤を例に—/青野透
シンポジウムの概要/服部高宏
分科会
法命題の正当化と根元的規約主義—市場への法規制を素材にして—/山田八千子
価値多元論とリベラリズム/濱真一郎
「契約の自由」と「結社の自由」/浅野有紀
文化的資源と市場化/大江洋
平等と平等化に関する一考察/常木淳
ジョージ・ローソンの憲法思想と「古来の国制」論/山本陽一
ホームズの名推理—C.S.パース・O.W.ホームズ・実在的真正プラグマティズム—/金井光生
医療現場における女性の自己決定—出生前診断を通して—/石村久美子
研究ノート
ポストナショナル・シティズンシップの可能性—市民権は国民国家を超えるか? G.デランティ『グローバル時代のシティズンシップ』に寄せて—/稲田恭明
コンヴェンションの生成/鳥澤円
特別寄稿
追悼 井上茂先生/竹下賢
井上茂先生のご逝去を悼みて/小谷野勝巳
日本法哲学会学術大会・総会記事

2000 〈公私〉の再構成

法哲学年報2000 〈公私〉の再構成

(2001年10月30日発行)

発題
統一テーマ「〈公私〉の再構成」について/森際康友
論説・コメント
公開性としての公共性—情報公開と説明責任の理論的意義—/瀧川裕英
公共性と「私」—瀧川報告へのコメント—/平井亮輔
家族における〈公私〉の再編/吉田克己
憲法学からみた家族の「公」と「私」—吉田克己報告へのコメント—/高井裕之
市場と国家の再定位/宇佐美誠
ネットワークと公共性—近代とそのオールタナティヴ—/佐藤俊樹
「公私」観念の比較法史学的考察—コメント—/水林彪
シンポジウムの概要/中山竜一
分科会
不確実な社会における「政治的なもの」の構想—審議的民主主義とリスク社会論/毛利康俊
ハイエクの文化的進化論における事実と価値の緊張関係について—ポスト冷戦期におけるハイエクの現代的意味/山中優
「政治的リベラリズム」における公/私の再構成—J.ロールズとR.ローティについて—/渡辺幹雄
実践的推論としての法的推論について—J.C.ハージェの理論を中心に—/狩野道徳
法・規律権力・抵抗—M.フーコーから法と権力を考える—/関良徳
制度のなかで生きるとはどのような経験か—公共的正当化論の再考に向けて—/那須耕介
研究ノート
法的妥当性に関する一考察/近藤岳人
特別関係に基づく義務と責任/野崎亜紀子
日本法哲学会学術大会・総会記事

1999 都市と法哲学

法哲学年報1999 都市と法哲学

(2000年10月30日発行)

発題
統一テーマ「都市と法哲学」について—都市化社会の生活と制度に関する法哲学省察—/名和田是彦
論説
「都市」と社会政策—一九世紀イギリスにおけるJ.S.ミル—/村松聖子
都市自治と「市民」形成—O.ギールケにおける都市の政治的統合—/山本洋子
都市中間集団と政治哲学(運動)—現代市民社会の構成要素とその相互関係について—/中村浩爾
都市空間の公共正と都市法秩序の可能性/磯部力
都市とマイノリティ—制度化のなかで提起されるもの—/広田康生
都市と領域的秩序/名和田是彦
コメント/シンポジウム
村林・山本・中村報告へのコメント/大野達司
都市問題におけるエゴイズムと権利—磯部報告へのコメント—/若松良樹
都市における自生的秩序形成の一端—エスニック・マイノリティを中心にして—/角田猛之
シンポジウムの概要/名和田是彦
分科会
カントの手続主義的権利論—その現代的射程—/高橋洋城
ヘーゲル承認論の現在—A.ホネットの承認闘争論を中心として—/重松博之
紛争処理と法の一般性の両立可能性をめぐって—司法制度を考える視点—/福井康太
持続可能な社会の構築と現代政治理論の可能性/高津融男
国家権力が法律に拘束されるということ—H.J.Kochの法律拘束性理論を中心に—/赤間聡
日本法哲学会の知的貧困の改善のために—我十人のためにほろぼさじ—/小林和之
研究ノート
権利と主張/大江洋
第二の原初状態—ロールズ『諸国民の法』/三浦武範
特別寄稿
天野和夫先生のご逝去を悼む/笹倉秀雄
日本法哲学会学術大会・総会記事

1998 知的資源としての戦後法哲学

法哲学年報1998 知的資源としての戦後法哲学

(1999年10月30日発行)

はしがき/竹下賢
序論
戦後日本の法哲学—その一断面—/笹倉秀夫
第一部 戦後法哲学の検討と再編
<一 近代化と天皇制>
戦後「近代化」論と法理論—認識論的観点から—/中山竜一
戦後「近代化」と知識人の「主体性」/住吉雅美
戦後民主主義と象徴天皇制/船越耿一
<二 リベラル・デモクラシー>
現代リベラル・デモクラシー下の個人—環境・自己所有権・他者—/桜井徹
現代自然法論と生命倫理/葛生栄二郎
リベラル・デモクラシーの人間観/青山治城
第二部 戦後法哲学の継承と展開
法の自立性ということ—政治社会における法の存在理由を索めて/田中成明
meta-jurisprudenceとしての法哲学—北欧リアリズム法哲学からの展開—/佐藤節子
Natur der Sacheについて—「法化」論に関連させて—/大橋智之輔
法比較の結節点としての条理/青井秀夫
特別寄稿
加藤新平先生のご逝去を悼む/田中成明

1997 20世紀の法哲学

法哲学年報1997 20世紀の法哲学

(1998年10月30日発行)

発題
統一テーマ「20世紀の法哲学」について/土屋恵一郎
論説
<制度的世界の自立と法哲学>
制度の自立と法哲学/土屋恵一郎
法の自立性について—意味論の観点から—/小林公
<言語論と法哲学>
言語論的転回への懐疑—論理実証主義を中心に—/亀本洋
法における言語論的転回とポストモダン/石前禎幸
言語・構造・表象—ソシュールからポストモダン法学まで—/中原拓也
<法の根底への遡行—生の領域と法哲学の一段面>
法の根底への遡行—“生(Leben)”をめぐる思想圏と法哲学の一断面/西野基継
後期フッサールと現象学的法哲学—エピステーメーからドクサへの還帰—/駒城鎮一
ガダマーの哲学的解釈学と現代ドイツの法哲学/竹下賢
<生のポリティックス>
まえがき—法的思考への《フーコー効果》?/川本隆史
《生のポリティックス》と新しい権利/重田園江
権利論の射程距離—フーコーとルフォール/佐々木允臣
<体制選択論争以降のマルクス主義>
市民社会の復権/阿部信行
フェミニズムの社会理論としての課題—体制選択論争後のマルクス主義の一断面として—/井上匡子
<体制選択論争以降のマルクス主義>の二報告に対するコオーディネイターからのコメント/今井弘道
<20世紀の法哲学と積極国家>
アメリカ型積極国家とリーガル・リアリズム—法哲学の社会的機能—/松浦好治
積極国家と分権化された統一国家/大野達司
<人権の普遍性と相対性>
人権の普遍性と相対性—問題提起/井上達夫
現代世界における人権概念と人権の普遍性/深田三徳
人権概念の問題/森村進

1996 多文化時代と法哲学

法哲学年報1996 多文化時代と法秩序

(1997年10月30日発行)

発題
統一テーマ「多文化時代と法秩序」について/長谷川晃
論説
ヨーロッパ統合と「文化的多様性」—EU内の四つの政治的潮流との関連で—/梶田孝道
東南アジアの挑戦—欧米の相対化—/坪井善明
多文化主義の規範理論/石山文彦
コメント
同質性と文化的多元性/桂木隆夫
ヨーロッパにおける法文化の統一性と多元性—EU・UK・スコットランドを素材として/角田猛之
論説
多文化主義に求められる法秩序—普遍主義的な法理論を中心として—/ホセ・ヨンパルト
文化多元主義と公共的対話/酒匂一郎
コメント/シンポジウム
多文化主義への法哲学的接近,あるいは法哲学への多文化主義的接近/今井弘道
多文化主義,あるいは「多元性崇拝主義」/今福龍太
シンポジウム要略/長谷川晃
分科会
デリダと法哲学/堅田研一
ガーイウス『法学提要』の法思想史的意義/長谷川史明
自然法と共同善—メスナー自然法論の一側面—/山田秀
選択的中絶と法/斎藤有紀子
自己解釈的動物としての人間における自由—C.テイラーの所論の検討—/植木一幹
T.ネーゲルのリベラリズム論—認識論的制約と逆説性の問題—/杉田秀一
研究ノート
臓器移植法と脳死法制化/江崎一朗
会話の中の棘—J.N.シュクラールの政治哲学をめぐって/大川正彦
法解釈における「話者の意味」と「言葉の意味」—B.ピックスからみたハートの法解釈理論を手がかりに—/佐藤隆一
「法の支配」に対する懐疑と信念—アンドリュー・アルトマン『批判的法学研究:自由主義批判』の検討」/那須耕介
日本法哲学会学術大会・総会記事

1995 環境問題の法哲学

法哲学年報1995 環境問題の法哲学

(1996年10月30日発行)

発題
統一テーマ「環境問題の法哲学」について/竹下賢
論説
環境問題における法と国家/加茂直樹
環境問題における国家・法の任務/森際康友
現代環境法の法理学/山村恒年
環境の歴史と脱世俗化/落合仁司
環境問題の前の法哲学/高橋広次
コメント/シンポジウム
国際環境法の立場から/岩間徹
環境問題における倫理学と法哲学/加藤尚武
環境法の課題と展望/森島昭夫
環境思想についての覚書/桜井徹
環境問題と法哲学/高田敏
シンポジウム概要/竹下賢
分科会
韓国社会・発展・法秩序—兪吉濬の『恒久法』の観念に秘められた内発的発展論への試み—/岡克彦
ラーレンツの類型論—その論理的背景に遡って—/伊藤剛
将来世代への配慮/宇佐美誠
カントと社会国家/福井徹也
ルソーと秩序ある社会/神原和宏
国内法,国際法,共同体法—新しい法秩序の可能性をめぐって—/小田桐忍
研究ノート
自律主義の思想圏/松沢俊樹
「法的討議の社会理論」への道程—アレクシーの近著『法の妥当と概念』(1992)を読む—/阿部信行
国際学術交流記事
日本法哲学会学術大会・総会記事

1994 市場の法哲学

法哲学年報1994 市場の法哲学

(1995年10月30日発行)

発題
統一テーマについて/平野仁彦
論説
<公正な市場>の法/長谷川晃
共生と排除の装置としての市場—倫理学的観点から—/大庭健
治安・司法の市場化—無政府資本主義について—/デイヴィッド・アスキュー
法システムと市場の論理—システム制御の問題を中心に—/江口厚仁
市場と民主主義に関する覚え書/小林公
コメント/シンポジウム
コメント/神田秀樹
「二つの感想」/猪木武徳
コメント—契約法学の立場から—/山本顯治
市場への洞察と市場からの洞察/嶋津格
シンポジウム概要/平野仁彦
分科会
コモン・ロー教育の社会史—19世紀イギリスの改革—/岡嵜修
ティボーの法学観—彼の「実定法解釈への哲学の影響」論文に限定して—/稲福日出夫
法・リベラリズム・歴史—R.ドゥオーキンの法理論を中心に—/高橋秀治
人間の生と個人の意志—積極的安楽死へのドゥオーキンの「固有の価値」論の適用を手がかりにして—/河見誠
概念の秩序と意味の秩序/齋藤秀夫
「保険社会」の誕生—フーコー的視座から見た福祉国家と社会的正義/中山竜一
研究ノート
規範の構造化と正義の審級/土庫澄子
不合理な選択としての死刑—「神々の戦い」の前に/小林和之
国際学術交流記事
日本法哲学会学術大会・総会記事

1993 生と死の法理

法哲学年報1993 生と死の法理

(1994年10月30日発行)

発題
統一テーマ「生と死の法理」について/嶋津格
第1部 出生をめぐる法と倫理
報告
先端医療技術のクロスオーバーによって惹起される倫理的問題の検討(1)—着床前受精卵のDNA診断(BABI)とは—/白井泰子
ヒト遺伝研究と倫理/武部啓
人間の生命の始まりと生命倫理学/森岡正博
「生」について/矢崎光圀
「代理母」と法/山崎康仕
シンポジウム
第1部討論概要/嶋津格
コメント/蓮沼啓介・三代川潤四郎・斎藤有紀子
第2部 死をめぐる法と倫理
報告
死への法哲学の貢献/阿南成一
ぬで島次郎『フランスにおける生命倫理の法制化—医療分野での生命科学技術の規制のあり方』要約—/大塚滋
脳死問題新考/中村雄二郎
脳死論議の医学的前提/福武敏雄
『死』の決定の必要性?/町野朔
シンポジウム
第2部討論概要/大塚滋
コメント/小林直樹・河見誠・森際康友・飯田亘之・青井秀夫
第3部 生と死の問題に接近するための基礎理論
司会コメント/嶋津格
報告者発言/白井泰子・矢崎光圀・山崎康仕
シンポジウム
第3部討論概要/大塚滋
コメント/唄孝一・井上達夫・松浦好治・河合幹雄・青野透
シンポジウムを終えて
コメント/白井泰子・武部啓・森岡正博・矢崎光圀・山崎康仕・町野朔
企画を終えて/大塚滋
分科会
法的判断の特色を探る方向について/上山友一
ヨーロッパ中世盛期カノン法思想の一断面—『グラティアヌス教会法令集』における「俗権への引渡し」を素材として—/市原靖久
リベラリズムと個人の責任/若松良樹
オートポイエシスとデコンストラクション—法の自己言及か,それとも正義の脱構築か—/大野純一
カント法哲学の超越論的性格—所有権論を中心として—/松本和彦
法が法であること—N.ルーマンのみる法教義学と法理論—/服部高宏
研究ノート
オトフリート・ヘッフェの「政治的正義」論/高橋洋城
構造主義以降の法哲学としての「批判的法学研究」/中原拓也
国際学術交流記事
日本法哲学会学術大会・総会記事

1992 実践理性と法

法哲学年報1992 実践理性と法

(1993年10月30日発行)

発題
1992年度日本法哲学会学術大会(於関西大学)統一テーマについて/高橋広次
論説
知慮と自然法/稲垣良典
法的弁証とレトリック/植松秀雄
実践的推論と『法と経済学』—法解釈と経済学の役割—/林田清明
英米裁判官の実践的司法哲学—Sir Edward CokeのArtificial Reasonの理念と役割—/松平光央
ドイツ法学における理論と実践—18世紀から19世紀の移行期を中心に—/石部雅亮
コメント/シンポジウム
植松・稲垣報告へのコメント/中村雄二郎
林田報告「実践的推論と『法と経済学』」へのコメント/長谷川晃
松平光央報告「英米裁判官の実践的司法哲学—Sir Edward CokeのArtificial Reasonの理念と役割—」に対するコメント/松浦好治
石部報告へのコメント/青井秀夫
コメント—実定法学者として—/星野英一
シンポジウム概要/高橋広次
分科会
私有財産と私的領域—ハンナ・アレントの私有財産論—/金刺亮介
ネオ・リーガル・プラグマティズムの可能性—ドゥオーキンの評価とその検討—/高瀬暢彦
人間関係の相互正と判断における中立性の分離—アダム・スミスの同感判断論に即して—/町村匡子
普遍化可能性テーゼの有効範囲—あるいは,ディケーに対する<いちゃもん>—/高橋文彦
法的思考と実践理性—「レトリックノパラドックス」を超えて—/小畑清剛
キケロと「農地法」—自然法概念の政治的機能—/青野徹
研究ノート
義務と動機づけの問題についての一試論/杉田徹
契約違反と受約者の権利(序論)/山田八千子
国際学術交流記事
日本法哲学会学術大会・総会記事

1991 現代所有論

法哲学年報1991 現代所有論

(1992年10月30日発行)

発題
1991年度日本法哲学会学術大会(於日本大学)統一テーマについて/井上達夫
論説
近代の哲学的所有権理論—ロックとカントを中心に/三島淑臣
所有制度と普遍的合意の可能性/岩倉正博
現代日本の所有問題とその歴史的文脈/水林彪
所有権は何のためか/嶋津格
自己所有権とエンタイトルメント—私的所有権の光と影/川本隆史
コメント/シンポジウム
コメント/塩野谷祐一
法哲学への期待/丸山英気
岩倉報告および水林報告とくに岩倉報告に対するコメント/森末伸行
岩倉・水林報告へのコメント/橋爪大三郎
シンポジウム報告/井上達夫
分科会
アルトゥール・カウフマン法哲学の成立と構造/永尾孝雄
ルターと自然法の問題—後期スコラ思想との関連で—/伊藤平八郎
所有をもって所有を制す—ある財産権批判の系譜を辿って—/住吉雅美
「社会契約」の隠された仕組み—ド・マンのルソー論にふれて—/石前禎幸
沖縄からみたホッブズ『リバイアサン』/徳永賢治
現象学と法哲学—相互主観性と法共同体/青山治城
研究ノート
プーフェンドルフのエンティア・モーラリア理論/桜井徹
デュルケムの制度論—現代社会批判の一視点/古川彩二
第15回法哲学・社会哲学国際学会連合(IVR)世界大会に出席して/野口寛
日本法哲学会学術大会・総会記事(1991年度)

1990 法的思考の現在

法哲学年報1990 法的思考の現在

(1991年10月30日発行)

発題
1990年度日本法哲学会学術大会(於北海道大学)の統一テーマについて/今井弘道
論説
法的思考とは何か/亀本洋
正当化要求理論と法的空間/松浦好治
法と法的思考—その特性と限界—/小林直樹
現代社会の法思考/森際康友
「政治的なるもの」の変容/川崎修
コメント/シンポジウム
亀本会員および松浦会員の報告に対するコメント/青井秀夫
亀本報告・松浦報告に対して/内田貴
小林報告へのコメント/ホセ・ヨンパルト
森際・川崎両報告へのコメント/田中成明
森際報告「現代社会の法的思考」および川崎報告「『政治的なるもの』の変容」とくに川崎報告に関するコメント/森末伸行
シンポジウム要略/長谷川晃
分科会
人間の尊厳についての予備的考察/西野基継
H.カントロヴィッツの国家論と法学の方法—「認識論的二元主義」によせて—/坂東義雄
機能主義と社会統合・文化—H.ヘラーの法原則論を手がかりに—/大野達司
「法による道徳の強制」論再考/山崎康仕
スコットランドの法文化の一側面—17・18世紀を中心として—/角田猛之
都市と民主主義に関する一考察/中村浩爾
研究ノート
初期ラーレンツの法思想の再検討—新ヘーゲル主義とナチズムの接点—/伊藤剛
ニクラス・ルーマンはどう変貌したのか—現代のウェーバーはヘーゲルの亡霊なのか?—/大野純一
国際学術交流記事
日本法哲学会学術大会・総会記事
日本法哲学会規約

1989 現代における〈個人―共同体―国家〉

法哲学年報1989 現代における〈個人−共同体−国家〉

(1990年10月30日発行)

発題
1989年度日本法哲学会学術大会(岡山大会)の統一テーマについて/笹倉秀夫
論説
共同体論—その諸相と射程/井上達夫
M.ウェーバーにおける個人・共同体・国家—政治的政治文化の可能性と法哲学/今井弘道
労働法における個人・団体・国家—自己決定理念の意義を中心として—/西谷敏
ドゥオーキンの法哲学・政治哲学とリベラリズム/旗手俊彦
憲法学において「自己決定権」をいうことの意味/佐藤幸治
岡山大会シンポジウムの記録
コメント/シンポジウム 岡山大会を終えて—まとめと感想
1 岡山大会のまとめ/高橋広次
2 法哲学のロドス島/川本隆史
3 岡山大会を終えて/嶋津格
分科会
18世紀フランス憲法原理の法思想史的考察/畑安次
自由主義の哲学的基礎づけについて—表現主義と暫定協定説/玉木秀敏
自然知と実践知/葛生栄二郎
イェーリングにおける法と国家/山口廸彦
エーミール・ラスクの法哲学/陶久利彦
研究ノート
差異と平等(序説)—アメリカのフェミニズムにおける平等の包括性—/石山文彦
討議倫理学における適用問題/平井亮輔
第14回法哲学・社会哲学国際学会連合(IVR)世界大会に出席して/佐藤節子
日本法哲学会学術大会・総会記事
編集後記/三島淑臣

1988 法秩序の生成と変動

法哲学年報1988 法秩序の生成と変動

(1989年10月30日発行)

論説
法秩序における真実と事実/井上茂
法秩序の生成における原基形態と互酬性/田中茂樹
現代社会における「法的なもの」の動揺と拡散/名和田是彦
自生的秩序と論争/桂木隆夫
ナチズムにおける法体制の変動—フレンケル『二重国家』を中心に—/船越耿一
イギリス近代法の多元的構造—法の歴史的分析・再考—/戒能通厚
分科会
イデオロギー論と法存在論—マイホーファーの見解について—/松岡誠
正義論のゆらぎ—脱正統化とルーマンのシステム理論—/駒城鎮一
ハートにおける二つのルール概念/布川玲子
Nordic Realismの特質について—イョルゲンセンの見解を手がかりとして—/出水忠勝
法の捉え方の諸様相—認識論的理解とその後の展開—/柳沢謙次
研究ノート
A・スミスにおける同感判断の重層構造—"civic humanism"的判断の批判的検討/町村匡子
法的推論のAI(人工知能)モデル化—Annev.d.L.ガードナーを中心に—/北原宗律
書評
水波朗著『ホッブズにおける法と国家』/長尾龍一
小林直樹著『法・道徳・抵抗権』/小谷野勝巳
桂木隆夫著『自由と懐疑—ヒューム法哲学の構造とその生成』/桜井徹
海外法哲学文献(1988年)
日本法哲学会学術大会・総会記事

1987 功利主義と法理論

法哲学年報1987 功利主義と法理論

(1988年10月30日発行)

論説
R・M・ヘアの功利主義と権利の問題/山内友三郎
私的利益と規範の生成/小林公
功利主義と効率性—不法行為法の観点から—/小林秀文
功利と伝統—功利主義批判への保守主義的視点—/落合仁司
法と狭義の道徳/森村進
ホッブズの自然権論の歴史的背景/三吉敏博
法と暴力—ベンヤミン「暴力批判論」を手がかりとして/森末伸行
研究ノート
A・センの権利論—相互依存状況における自由—/若松良樹
ショムロー・ボードグの学問的軌跡—実証主義と倫理の問題にふれて—/三苫民雄
J・ファインバーグの人権論—人権の性格を中心として—/沼口智則
書評
矢崎光圀著『日常世界の法構造』/植松秀雄
田中成明著『現代日本法の構図—法の活性化のために—』/森際康友
森際康友・桂木隆夫編著『人間的秩序—法における個と普遍—』/亀本洋
海外法哲学文献(1987年)
日本法哲学会学術大会・総会記事

1986 東西法文化

法哲学年報1986 東西法文化

(1987年10月30日発行)

論説
法をめぐる異文化相互の距離と接合—M・ウェーバーの考えを参考にして—/矢崎光圀
法系論と日本法/五十嵐清
中国法文化の考察—訴訟のあり方を通じて—/滋賀秀三
極東の法観念に関する誤解/大木雅夫
法の権威性/大塚滋
法適用と法律学/平野敏彦
西洋法と日本法の接点—「法の継受」を中心として—/利谷信義
研究ノート
主観的・歴史的解釈のためのプレドワイエ/増田豊
言語行為と規範の正当性—ハーバーマスに即して—/酒匂一郎
正義を論じる論法について—D・ヒュームを例に—/上山友一
書評
井上達夫著『共生の作法—会話としての正義』/今井弘道
嶋津格著『自生的秩序—ハイエクの法理論とその基礎—』/玉木秀敏
土屋恵一郎著『社会のレトリック—法ドラマトゥルギー—』/駒城鎮一
吉野一編著『法律エキスパートシステムの基礎』/高橋文彦
IVR'87について/長尾龍一
海外法哲学文献(1986年)
日本法哲学会学術大会・総会記事

1985 法哲学と社会哲学

法哲学年報1985 法哲学と社会哲学

(1986年10月30日発行)

論説
法律学の学問性とレトリック/植松秀雄
ヴェーバー社会理論における「合理性」の再検討—ニクラス・ルーマンとユルゲン・ハーバーマスのヴェーバー批判を通して—/吉田勇
ヘーゲルのイェーナ期実践哲学—L・ジープの検討を通じて—/筏津安恕
自然権論と功利主義—R・M・ヘアーの理論をめぐって/平野仁彦
研究ノート
レトリック・共通論拠・概念分析—Ch.ペレルマン理論における自己関係性—/小畑清剛
「存在」・「当為」・義務論理/高橋文彦
「法・道徳・社会の統一」/齋藤秀夫
倫理的真理について—伝統的自然法論の立場から—/山田秀
書評
竹下賢著『法その存在と効力』/大橋智之輔
堅田剛著『法の詩学—グリムの世界』/上山安敏
ホセ=ヨンパルト・桑原武夫著『人民主権思想の原点とその転回』/長尾龍一
上原行雄・長尾龍一編『自由と規範—法哲学の現代的展開』/青井秀夫
大橋智之輔・田中成明・深田三徳編『現代の法思想』/小谷野勝巳
野田良之先生追悼の辞/矢崎光圀
野田良之教授略歴および主要著訳書
IVR'85「アテネ大会」報告/長尾龍一
海外法哲学文献(1985年)
日本法哲学会学術大会・総会記事

1984 権利論

法哲学年報1984 権利論

(1985年10月30日発行)

論説
権利の存在論的考察—J.ダバンの権利論に因んで/水波朗
法と権利に関するひとつの試論—民法学から—/原島重義
法律行為における権利義務概念分析—A.ヘェーガァシュトレームの所説に因る—/佐藤節子
道徳的権利について—J・S・ミルの見解を中心に/小谷野勝巳
現代権利論の一考察/深田三徳
法的正当化の構成についての一考察/長谷川晃
研究ノート
ハートの社会行為論—『法の概念』の読み換えのために—/石前禎幸
ストア派の人間観について—オイオイオーシス論を中心に—/青野透
アメリカ憲法理論における司法哲学/中谷実
法(科)学と価値/柳沢謙次
書評
金沢文雄著『刑法とモラル』/ホセ・ヨンパルト
竹下賢編『実践地平の法理論』/長尾龍一
田中成明著『現代法理論』/今井弘道
駒城鎮一著『法的現象学序説』/野口寛
海外法哲学文献(1984年)
日本法哲学会学術大会・総会記事

1983 社会契約論

法哲学年報1983 社会契約論

(1984年10月20日発行)

  • 古代・中世社会契約論—スアレスの思想を中心として—/ホセ・ヨンパルト
  • 科学・哲学革命と社会契約説—ホッブズを中心として—/藤原保信
  • 法思想史の観点から見たルソーの社会契約説/恒藤武二
  • ヘーゲルと社会契約説—イエナ期諸論稿を手がかりとして—/三島淑臣
  • 社会契約説の理論的価値に関する一反省/井上達夫
  • ホッブズとヒューム/桂木隆夫
  • 法体系の基礎に関する一考察/中村晃紀

研究ノート

  • 法と道徳の交錯—H・L・A・ハートの法理論の展開—/山崎康仕
  • いわゆる公権論の法哲学的考察のための覚書/名和田是彦
  • 法人間学についての覚書/西野基継

書評

  • 長尾龍一・田中成明編『現代法哲学』/阿南成一・八木鉄男
  • 深田三徳著『法実証主義論争』『法実証主義と功利主義』/嶋津格

原秀男教授追悼文/矢崎光圀
法哲学・社会哲学「ヘルシンキ世界大会」報告/矢崎光圀
海外法哲学文献(1983年)
日本法哲学会学術大会・総会記事

1982 法と強制

法哲学会年報1982 法と強制

(1983年10月10日発行)

  • 法と強制—法命令説における法と強制—/八木鉄男
  • 法における強制と合意—序論的一考察—/田中茂樹
  • 法とパターナリズム/中村直美
  • 国際法と強制/尾崎重義
  • 日本民法学における「イデオロギー」と「思想」/星野英一
  • ヤーコブ・グリムの歴史法学/堅田剛
  • ジョン・ロックにおける同意概念—政治権力としてのConsent—/齋藤英也

研究ノート

  • 法的推論における権威の問題について—フリードリッヒの権威概念についての一考察—/中村浩爾
  • ヘーゲルとティボー—19世紀ドイツ法思想の一覚え書—/稲福日出夫
  • ヘーゲル『法の哲学』における「人格」/森末伸行
  • 若きヘーゲルと国家—人倫国家概念の成立—/永尾孝雄

書評

  • ホセ・ヨンパルト著『にんげん研究ニッポン人』/三代川潤四郎
  • 〈国体論〉の周辺—長尾龍一『日本国家思想史研究』にふれて—/中村雄二郎
  • 高橋広次著『ケルゼン法学の方法と構造』/竹下賢

海外法哲学文献(1982年)
日本法哲学会学術大会・総会記事

1981 法・法学とイデオロギー

法哲学年報1981 法・法学とイデオロギー

(1982年10月30日発行)

  • 日本憲法学における『科学』と『思想』/樋口陽一
  • 法的思考とイデオロギー/田中成明
  • ケルゼンにおける『イデオロギー』問題/兼子義人
  • 『所有的個人主義』批判者としてのハンス・ケルゼン・再説—「純粋法学」のイデオロギー批判的性格とイデオロギー的性格—/今井弘道

研究ノート

  • 現象学的法哲学への道—N.ルーマンのシステム理論に寄せて—/青山治城
  • 規範の真偽に関する一考察/徳永賢治

書評

  • 長尾龍一著「日本法思想史研究」/蓮沼啓介
  • 井上茂著「法哲学」/矢崎光圀
  • 松下輝雄著「マルクス主義法理論の展開」/田中茂樹
  • 矢崎光圀著「法思想史」/三島淑臣
  • 碧海純一著「法哲学論集」/中村雄二郎

国際法哲学=社会哲学会「メキシコ世界大会」報告/小林直樹
〔紹介〕原秀男、ホセ・ヨンパルト、三島淑臣編「法の理論」/ホセ・ヨンパルト
海外法哲学文献(1981年)
日本法哲学会学術大会・総会記事

1980 法と言語

法哲学年報1980 法と言語

(1981年10月30日発行)

  • 法と自然言語—共通感覚論の観点から—/中村雄二郎
  • 続・情報化社会における法と言語—法的効力の根拠としての組織規範論を焦点として—/古林祐二
  • 法と言語体系・生活様式—ハートの法効力論を機縁にして—/守屋正通
  • 罪刑法定主義の言語的位相/植松秀雄
  • 意思と言語—ケルゼンの法的意味の生産論をめぐって—/土屋恵一郎
  • 法と言語行為/森際康友
  • ベンタムのコモン・ロー批判/石井幸三

研究ノート

  • カント革命否定論の一考察/辻本二朗
  • A・スミスの統治論—新版“Lectures on Jurisprudence”に依拠して—/角田猛之
  • 修辞学的法理論とその基礎づけの一端—フィーヴェクに即して—/岩倉正博
  • J.ベンサムの立法論の一考—自由と法の限界について—/陳文政

書評

  • 長尾龍一著「ケルゼンの周辺」/水波朗
  • 三島淑臣著「法思想史」/今井弘道
  • 野田良之・碧海純一編「近代日本法思想史」/筒井清忠

海外法哲学文献(1980年)
日本法哲学会学術大会・総会記事

1979 日本の法哲学II

法哲学年報1979 日本の法哲学II

(1980年10月30日発行)

  • 田中耕太郎の自然法論/ホセ・ヨンパルト
  • 木村亀二博士の法哲学(1)—その本質と刑法学—/大野平吉
  • 広浜嘉雄の法理学/上柳克郎
  • 尾高朝雄の法哲学/矢崎光圀
  • 和田小次郎の法哲学/佐藤篤士
  • 穂積法理学ノート/長尾龍一
  • 西周の法哲学/蓮沼啓介
  • ヴェーバー法社会学理論における「合理性」の一断面—主に専門法律家の「正当性」思想との関連において—/吉田勇

研究ノート

  • プロタゴラスとアテナイ民主制—ノモス論者による民主制の基礎づけ—/金刺亮介
  • ロンメンをめぐる自然法論/永井博史
  • F・A・ハイエクの法理論に関する一考察/嶋津格
  • エーミル・ラスク法哲学の哲学的基礎—所謂「客観主義」への転機を中心に—/陶久利彦
  • 尾高朝雄教授の晩年の思想の一面についての覚えがき/碧海純一

書評

  • 田中成明著「裁判をめぐる法と政治」/深田三徳
  • 駒城鎮一著「理論法学の方法」/竹下賢
  • 笹倉秀夫著「近代ドイツの国家と法学」/西村稔

国際法哲学社会哲学会バーゼル世界会議報告/水波朗
日本法哲学会学術大会研究報告テーマ・報告者氏名一覧表
海外法哲学文献(1979年)
日本法哲学会学術大会・総会記事

1978 日本の法哲学I

法哲学年報1978 日本の法哲学I

(1979年10月15日発行)

  • 恒藤恭の法哲学—特に法の本質について—/八木鉄男
  • 宮沢俊義—理論と実践—/原秀男
  • 加古祐二郎における存在論的弁証法と法システム/田中茂樹
  • 中島重—その社会連帯の法理学について—/武邦保
  • 一つの小野梓論/大橋智之輔
  • 西周における人間と社会/長尾龍一
  • 法学における「科学」イメージの機能/松浦好治
  • 孔子礼思想/石川英昭

研究ノート

  • 自然法と民事訴訟法/粟田陸雄
  • 現代韓国・台湾における法哲学の潮流/鈴木敬夫
  • カール・シュミットの「合法的世界革命」論/初宿正典
  • RealismかIdealismか/出水忠勝
  • 「理」の考究/井上茂

書評

  • ホセ・ヨンパルト著「法の歴史性」/三島淑臣

海外法哲学文献(1978年)
日本法哲学会学術大会・総会記事

1977 法規範の諸問題

法哲学年報1977 法規範の諸問題

(1978年11月20日発行)

  • ケルゼンの強制秩序概念と授権規範論/菅野喜八郎
  • 法の拘束力に関する一考察/佐藤節子
  • 法規範と法体系—イギリスにおける最近の議論の紹介と検討—/深田三徳
  • 法の妥当と規範性/竹下賢
  • 純粋法学における法規範の概念とその批判/高橋広次

研究ノート

  • 競技の規則と法の規則/中村晃紀
  • フレンケルの『二重国家』論/舟越耿一
  • 法の概念構成について—ケルゼン「純粋法学」とヴェーバー「法社会学」との間の共通性と差異について—/兼子義人
  • 純粋法学の「構造」問題/大塚滋

書評

  • 恒藤武二著「法思想史」/立石龍彦
  • 八木鉄男著「分析法学の研究」/石井幸三

追悼 峯村光郎博士/井上茂

  • 峯村光郎博士略歴

外国法哲学文献(1977年)
オーストラリアでのIVR臨時世界大会に参加して/加藤新平
日本法哲学会学術大会・総会記事

1976 法哲学と実定法学

法哲学年報1976 法哲学と実定法学

(1977年10月30日発行)

  • 法哲学と実定法学/峯村光郎
  • 法哲学と憲法/小林直樹
  • 法における形式と言葉/矢崎光圀
  • 法体系の内的編成—認識論上の諸前提をめぐって—/藤田勇
  • M・ヴェーバーとC・シュミット—社会史的分析を中心として/上山安敏
  • 罪刑法定主義—その意味・機能・哲学的基礎づけ—/ホセ・ヨンパルト
  • 法の限界についての一考察—「道徳の法的強制」の限界に関する原理を中心に—/小谷野勝巳
  • 法律学の「哲学的」契機/植松秀雄
  • ルソーにおける自然と社会—法の支配とその崩壊—/佐々木允臣

研究ノート

  • 自由法論の立場からみたリアリズム法学の問題点—H・カントロヴィッツのリアリズム法学批判—/坂東義雄
  • ベルン期ヘーゲル研究序説—その思想的立場について—/油納芳夫
  • ライプニッツの自然法論/澤田昭夫

書評

  • 井上茂著「人権叙説」/上原行雄
  • ホセ・ヨンパルト著「法原則の歴史性」/阿南成一

日本法哲学会学術大会・総会記事(1976年度)

1975 法と倫理

法哲学年報1975 法と倫理

(1976年10月10日発行)

  • 西洋中世における法と倫理/世良晃志郎
  • 改正刑法草案とモラリズム/吉川経夫
  • 医療における法と倫理/唄孝一
  • 市民社会における法と倫理—思想史的視角からの一アプローチ—/三島淑臣
  • フラーの法理論について/六本佳平
  • 事物の本性概念の「否定論」について—ドライヤー説の検討—/中村直美
  • パシュカーニスによる法死滅論の基礎づけ—その批判—/瀧島正好

研究ノート

  • ルターの抵抗権思想—抵抗権否定をめぐる若干の問題—/伊藤平八郎
  • 法的議論における合理性の問題/松浦好治

書評

  • 加藤新平著「法哲学概論」/野田良之
  • 矢崎光圀著「法哲学」/八木鉄男

松尾敬一教授を悼む/松下輝雄

  • 松下敬一教授の略歴

相対主義の法哲学者宮沢俊義先生を偲んで/野田良之
日本法哲学会大会記事(1975年)

1974 正義

法哲学年報1974 正義

(1975年10月30日発行)

  • 「自然主義的誤謬」再考/杖下隆英
  • 正義と論理—正義推論における演繹的方法の役割/吉野一
  • 正義・自由・平等—ジョン・ロールズの「公正としての正義」論再説—/田中成明
  • 事実認定の論理に関する一考察/小林公

研究ノート

  • デュギーの法理論に関する若干の考察/畑安次
  • 法体系の概念—ジョセフ・ラズの法体系理論—/中村晃紀

菊池勇夫先生を偲んで/伊藤不二男

  • 菊池勇夫博士略歴および主要著作

日本法哲学会記事(1974年度)

1973 法哲学の課題と方法

法哲学年報1973 法哲学の課題と方法

(1974年10月30日発行)

  • 日本法哲学の課題/野田良之
  • 法哲学の学問的性格・基本的任務・諸課題—私の法哲学観—/加藤新平
  • 法の存在論的構造と実定法—法理論における哲学と科学—/中村雄二郎
  • J・S・ミルと一九世紀イギリス法思想—『自由論』を中心として—/清水征樹

書評

  • ジェロウム・ホール「法学の基礎」/団藤重光
  • 井上茂著『法秩序の構造』/田中成明

田中耕太郎先生の御他界を悼みて/加藤新平

  • 田中耕太郎博士略歴・主要著作目録
  • 法理探求の哲学/井上茂

日本法哲学会記事

1972 現代自然法の理論と諸問題

法哲学年報1972 現代自然法の理論と諸問題

(1973年10月30日発行)

  • 法原則の歴史性と自然法論/ホセ・ヨンパルト
  • 自然法と実定法—ジャン・ダバンによる問題提起—/水波朗
  • Ueber das Naturrecht/南利明
  • 自然法と婚姻—婚姻の不解消を中心に—/阿南成一
  • ジョン・ロックの自然法論/福山仙樹

研究ノート

  • ジョン・ロールズの「公正としての正義」論/田中成明
  • マルクス主義法理論の批判的再構成/山口廸彦

書評

  • 稲垣良典著「法的正義の理論」/三島淑臣

日本法哲学会記事

1971 法的推論

法哲学年報1971 法的推論

(1972年10月30日発行)

  • 法秩序と法推論—法秩序の過程分析—/井上茂
  • 裁判における論理の機能/碧海純一
  • 法解釈学における理論と法形成—法解釈学の再構成のために—/北川善太郎
  • 法律と論理学/山下正男
  • 方法二元論をめぐる最近の規範論理学的議論/守屋正通
  • イギリス近代法学教育の形成過程におけるJurisprudenceの展開/深田三徳
  • 判例法と法的推論/矢崎光圀

研究ノート

  • ソーシャル・ダーウィニズムがデュー・プロセス条項の解釈に与えた影響について/田島裕
  • 法の妥当基準に関するR・W・Mダイアスの見解/清水征樹
  • 法哲学に残された道—最近のドイツ法哲学界の動向にふれて—/松岡誠

書評

  • 水波朗著「法の観念」/栗城寿夫
  • 八木鉄男編「現代の法哲学理論」/阿南成一

法哲学・社会哲学国際学会世界会議報告/碧海純一
木村亀二博士を悼む

  • 木村亀二博士の略歴・主要著作

日本法哲学会記事
日本法哲学会規約

1970 法思想の諸相(2)

法哲学年報1970 法思想の諸相(2)

(1971年10月10日発行)

  • 井上毅の法律観—明治前期法思想史研究ノート—/大橋智之輔
  • 経験主義と形而上学の間—尾高朝雄教授の法思想についての一考察—/稲垣良典
  • 西周の法概念論/リチャード・H・マイニア/長尾龍一訳

研究ノート

  • 法の第一次規範と第二次規範—H.L.A.ハートの〈第一次ルール〉と〈第二次ルール〉をめぐるボッビオとガヴァツィの見解/島津英郷
  • 実存主義と自然法—W.マイホーファーの『実存法としての自然法』をめぐって—/三島淑臣
  • 戦後自然法論をめぐる若干の問題/南利明

紹介

  • L.タンメロ著(平良・吉野一訳)『法論理学の原理と方法』/碧海純一

日本法哲学会記事

1969 法思想の諸相

法哲学年報1969 法思想の諸相

(1970年10月10日発行)

  • Summum ius summa injuria/船田亮二
  • 大正・昭和初期の法理論をめぐる若干の考察/松尾敬一
  • 穂積憲法学雑記/長尾龍一
  • 恒藤教授の法哲学と価値相対主義/稲垣良典
  • 戦後裁判例に現われた法思想の動向/家永三郎

特別寄稿

  • 法的推論の用具としての論理/イルマー・タンメロ/平良訳

研究ノート

  • 経験的文化科学としての法学—エミール・ラスクの法学方法論—/吉野一
  • 実存主義的法学の構図/海原裕昭

書評

  • 「法規範の分析」についてのおぼえがき—井上茂氏の近著をよんで—/矢崎光圀

船田亮二博士を悼む/碧海純一

  • 船田亮二博士略歴

日本法哲学会記事

1968 法哲学と刑法理論

法哲学年報1968 法哲学と刑法理論

(1969年9月30日発行)

論説
法哲学と刑法理論—特にドイツ法学を中心として—/木村亀二
目的的行為論の方法論の検討/大野平吉
ラートブルフへの疑いとマックス・ウェーバーの価値観/伊地知大介
統合法学と刑法理論/阿南成一
ジェロム・ホールの刑罰論/西村克彦
特別寄稿
フランスにおける法哲学および法哲学史/ミシェル・ヴィレエ/野田良之訳
書評
法義務について—〈哲学雑誌〉に収録の諸論文の紹介/島津英郷
Ch・ペレルマン「正義」/小谷野勝巳
Hans Dieter Schelauske, Naturrechtsdiskussion in Deutschland—Ein Ueberblick ueber zwei Jahrzehnte: 1945-1965/田中成明
日本法哲学会記事

1967 法の解釈・運用

法哲学年報1967 法の解釈・運用

(1968年4月25日発行)

論説
純粋法学と法律解釈/横田喜三郎
民法解釈学の課題/甲斐道太郎
「法の解釈」と法実証主義/八木鉄男
社会科学と法の解釈/渡辺洋三
民法解釈論序説/星野英一
法解釈の一基準/川口実
研究ノート
モンテスキュウの法思想における自然と歴史/上原行雄
恒藤恭先生への弔詞/峯村光郎
恒藤恭先生略歴
恒藤恭先生主要著作目録
法哲学・社会哲学国際学会世界会議報告/峯村光郎
日本法哲学会記事

1966 正義の現代的意義

法哲学年報1966 正義の現代的意義

(1967年5月20日発行)

  • 社会的正義について—正義の現代的意義—/菊池勇夫
  • 正義の「相対性」について/稲垣良典
  • 正義論と世界観—プラトン哲学の一考察—/長尾龍一
  • デンマークの法哲学—主にFrederik Vinding Kruseを中心として—/石渡利康
  • オリヴァ・ヴェンデル・ホームズとロスコー・パウンド—プラグマティズム法学の史的背景—/楊日然
  • ソ連における法社会学的研究について/畑中和夫
  • ノルベルト・ボビオの法規範の理論/島津英郷
  • 司法過程における「原理をもつ判決形成」/小谷野勝巳

日本法哲学会記事

1965 現代法哲学の諸傾向

法哲学年報1965 現代法哲学の諸傾向

(1966年4月20日発行)

  • 現代分析法理学—その哲学的基礎—/井上茂
  • 現代の法理論における名目論的傾向について/恒藤武二
  • 妥当な法律と順法の問題—アメリカ法哲学の一断面—/矢崎光圀
  • 全人民国家における「法と道徳」の問題—最近のソ連における社会学的論究—/松下輝雄
  • フレッド・コート「裁判官意見の内容分析と法規範」/太田知行

研究ノート

  • アメリカ・リアリズム法学の一側面/藤倉皓一郎
  • カール・オリーベクローナ「裁判と判決」/石渡利康
  • 社会の基礎的規範と人間性—ヒュームの法と道徳論—/福山仙樹

1964 法源論

法哲学年報1964 法源論

(1965年4月20日発行)

  • 法の一般原則の法源性についての法理論的考察(序章)—国際司法裁判所規程第38条の規定にそくして—/川上敬逸
  • 労働法における法源論の焦点/沼田稲次郎
  • 現代大陸法における法源の機能—立法の判例の関係についての一考察/五十嵐清
  • ソビエトの法源論/中山研一
  • 法源論についての覚書/加藤一郎

研究ノート

  • 言語の「命法的機能」と「帰属的機能」—法理論の基礎的概念のために—/福山仙樹
  • ノルベルト・ボッビオ「法実証主義について」/島津英郷
  • 価値相対主義における寛容の問題/原秀男

法源論議のための資料
日本法哲学会記事

1963下 法における人間

法哲学年報1963(下) 法における人間

(1964年5月2日発行)

  • 法における人間/峯村光郎
  • 労働法と市民法—労働法的人間像と解雇理論—/片岡昇
  • 「労働法」における自由—資本主義社会における自由の多元的構造について—/宮島尚史
  • 近代市民法における人間—社会関係における「人的要素」と近代市民法—/広中俊雄
  • 慣習の現代的意義に関する一考察(下)/三代川潤四郎

研究ノート

  • 戦後のアメリカ自然法—分析的考察—/松平光央
  • 自然法の力動性—シュメルツの見解を中心として—/三島淑臣

日本法哲学会記事(1963年度)
日本法哲学会規約

1963上 法の概念

法哲学年報1963(上) 法の概念

(1963年12月20日発行)

  • 法の概念規定についての若干の論理学的、方法論的考察/加藤新平
  • 法の概念についての一考察/大橋智之輔
  • H・L・A・ハートの「法の概念」の分析方法—その紹介と批判—/佐藤節子
  • 「法の概念」についてのおぼえがき/碧海純一
  • 慣習の現代的意義に関する一考察/三代川潤四郎

研究ノート

  • アルトゥール・カウスマン著「責任原理」/宮沢浩一
  • シュタールにおける法治国の概念/高田敏

1962 法実証主義の再検討

法哲学年報1962 法実証主義の再検討

(1963年4月20日発行)

  • 法実証主義の再検討/木村亀二
  • 法実証主義の再検討—法実証主義的思考の一つの側面—/八木鉄男
  • 「法実証主義」の意義—其の擁護のために—/平野秩夫
  • 法実証主義の再検討/矢崎光圀
  • フランスにおける法実証主義の断面/海原裕昭

研究ノート

  • H.L.A.ハートの「法の概念」について/田丸実
  • モンテスキュウの経験主義的思考と知識社会学—W.スタークの所論を中心として—/上原行雄

学会報告レジュメ

  • 中世末期における法本質論/阿南成一
  • ルネッサンス期の万民法思想—ビトーリアの学説を対象として—/伊藤不二男
  • 法実証主義、クオ・ヴァディス—法実証主義の再検討(レジュメ)/早川武夫
  • 自然法文献—アメリカ—/稲垣良典

法理学研究会(関西)記事
学会記事

1961 多数決原理

法哲学年報1961 多数決原理

(1962年4月30日発行)

  • 国際社会における多数決/一又正雄
  • 労働法における多数と多数決—とくに団結自治の原理を中心に—/沼田稲次郎
  • 公法における多数決原理/和田英夫
  • わが国実定的多数決制諸方式/千葉正士
  • 相対主義と多数決原理/原秀男
  • 法における擬制/小西美典

研究ノート

  • カール・レーヴェンシュタイン「政治権力と統治過程」/針生誠吉
  • 「事実・価値」の融合と分離について—フラーとネーゲルの論争を中心に—/佐藤節子
  • 価値相対主義/加藤新平
  • イスパニアおよびイスパノアメリカにおける自然法に関する文献目録/沢井澄

1960 法思考の問題

法哲学年報1960 法思考の問題

(1961年8月30日発行)

  • ドイツ法的思考の形式について/山田晟
  • 司法過程における社会科学—アメリカ法的思考の一つの傾向—/早川武夫
  • 教会法における法的思惟/阿南成一
  • 自然法の論理/稲垣良典
  • フランスにおける最近の法思想/野田良之
  • 法社会学の発展史の一視角/千葉正士

研究ノート

  • B・F・ブラウン編「自然法入門」/稲垣良典
  • ハンス・バルト「秩序の理念」/栗城寿夫
  • H・バティフォル「法哲学」/小西美典

広浜嘉雄博士を悼む/峯村光郎
日本法哲学会名簿

1959 抵抗権

法哲学年報1959 抵抗権の問題

(1960年9月25日発行)

論説
抵抗権の問題/宮沢俊義
ルタアにおける抵抗権の問題/野田良之
抵抗権と抵抗義務について—日本国憲法に於ける抵抗権と抵抗義務—/田畑忍
ラードブルッフにおける政治的抵抗と法理論の変遷/松尾敬一
研究ノート
プフィスター・ヒルトマン共編「抵抗権と国家権力の限界」/栗城寿夫
法価値としての合目的性と世界観—グスタフ・ラートブルッフの見解を中心として—/原秀男
自然法と法存在論—アルトゥール・カウフマン「自然法と歴史性」を中心として—/野口寛

1958 法と裁判

法哲学年報1958 法と裁判

(1959年4月10日発行)

  • 裁判の理論構造/中村宗雄
  • 裁判官と法/村松俊夫
  • 法の適用の論理と法理/一圓一億
  • 司法過程における立法的契機/早川武夫
  • イギリスにおける法典化運動の一展開/水田義雄

研究ノート

  • 最近のアメリカにおける法思想/稲垣良典
  • 最近のフランス法理論/小西美典
  • 最近のイタリアにおける自然法論の動向/阿南成一
  • カール・エンギッシュの「法学的思考入門」/五十嵐清
  • 自然的正と歴史/福山仙樹

学会報告要旨

  • 道徳経験と法経験/飛沢謙一
  • 文明概念としての法律学/立石龍彦
  • 「法の下の平等」についての一考察/中谷敬寿

1957 法と道徳

法哲学年報1957 法と道徳

(1958年3月30日発行)

  • 法と道徳の問題について/恒藤恭
  • 法と道徳/川島武宜
  • 法と道徳の構造的考察/小林直樹
  • マルクス主義法理論における「法と道徳」の問題/天野和夫
  • イギリスJurisprudenceにおける「法と道徳」/八木鉄男
  • 書評レオン・ペトラジツキ「法と道徳」/阿南成一
  • 最高法規の思想/井上茂

学会報告要旨/峯村光郎・八木鉄男・三代川潤四郎

1956 現代国家の機能

法哲学年報1956 現代国家の機能

(1957年4月30日発行)

  • 経済・国家および法の相関関係/峯村光郎
  • 立法権の限界/田上穣治
  • 司法権の独立と司法権のあり方/横川敏雄
  • 福祉国家と行政法の理論/山田幸男

学会報告要旨

  • 法律学を代表するものとしての理性法学について/田村徳治
  • 立法と立法批評/松尾敬一
  • 法の概念をめぐる若干の問題について/加藤新平

1955 法と現代国家権力III (理論)

法哲学年報1955 法と国家権力III

(1956年2月25日発行)

  • 法と国家権力/齊藤朔郎
  • 国家権力と国際平和/尾高朝雄
  • 国際法からみた主権/一又正雄
  • 小国存立の条件—国際社会の法的構成過程の考察・序説—/井上茂
  • Administrative Law and State Power in The United States/Nathaniel L. Nathanson

1954 法の解釈

法哲学年報1954 法の解釈

(1954年12月30日発行)

  • 法の解釈/尾高朝雄
  • 法の解釈(覚え書)/和田小次郎
  • 法における解釈と適用(上)/廣濱嘉雄
  • 討論「法の解釈」
  • 和田小次郎教授の「法哲学と道徳」の問題/尾高朝雄
  • 和田小次郎博士の略歴と著作

1953(2) 法と国家権力II (類型)

法哲学年報1953(2) 法と国家権力II (類型)

(1953年10月30日発行)

  • イギリス法における国家権力—法思想の展開過程からの考察—/伊藤正己
  • ドイツにおける国家権力/山田晟
  • フランス法における国家権力—憲法史の観点からの序説的考察—/恒藤武二
  • プロレタリアート独裁の法理—『革命的合法性』の歴史的展開—/松下輝雄
  • 中華人民共和国の本質と人民民主主義/高橋勇治
  • 日本における国家権力と法—日本国憲法起草者の論理と心理を中心として—/佐藤功

1953(1) 法と国家権力I (歴史)

法哲学年報1953(1) 法と国家権力I (歴史)

(1953年9月30日発行)

  • イムペリウム概念の統一性/船田亨二
  • 封建制社会の国家権力/世良晃志郎
  • 近代自然法と国家権力の問題/矢崎光圀

法哲学四季報 (1948〜1951)

日本法哲学会/発行所:朝倉書店

第9号 私法の理論:家族・財産・企業

私法の理論:法哲学四季報9号 1951年10月20日

第1部 家族

近代的婚姻の法理/川島武宜
内縁の法理/阿南成一

第2部 財産

契約の法理/峯村光郎
財産制と私有財産/谷口知平

第3部 企業

企業の法理/西原寛一
組合の法理/山本桂一

合理的市民法と法学的世界観/矢崎光圀

第7・8号 法思想の潮流

法思想の潮流:法哲学四季報7・8号 1951年2月5日

プラトンからアリストテレスへ/尾高朝雄
ローマ法学とギリシアの自然法論/船田亨二
アウグスティヌスからトマスへ/P・ヘルツォーグ
グローチゥスからプーフェンドルフ、トマジウスへ/和田小次郎
ホッブズからロックへ/ 井上茂
モンテスキューからルソーへ/淡野安太郎
カントからヘーゲルへ/小林直樹
ヘーゲルからマルクスへ/猪木正道
サヴィニーから、プフタ、イェーリングへ/山田晟
メンガー、ラッサアルなど/峯村光郎

第6号 世界平和の問題

世界平和の問題:法哲学四季報6号 1950年4月10日

平和についての法哲学的考察/田中耕太郎
平和と正義/横田喜三郎
安全保障の分類における永世中立の地位/田岡良一
国際平和の経済的条件—相対的競争原理と福祉経済主義—/小島清

書評

国際連合及び世界平和—諸文献を通じて—/高野雄一
エメリー・リーヴス「平和の解剖」—世界政府論へ寄せて—/小田滋

第5号 唯物史観の検討

唯物史観の検討:法哲学四季報5号 1950年1月15日

唯物史観における形而上学と経験主義/尾高朝雄
イデオロギーとしての法/木村亀二
法律物神性/加藤新平
「燃える薪木——政治社会成立の非合理的要因——」/井上茂
マルクスにおける理想主義的契機/松尾敬一

書評  

尾高朝雄「法と事実」/鵜飼信成
川島武宜「所有権の理論」/磯村哲

第4号 労働基本権

労働基本権:法哲学四季報4号 1949年10月30日

労働基本権序論/菊池勇夫
労働保護権と労働者の権利/吾妻光俊
労働権/杉之原舜一
団結権/峯村光郎
争議権/有泉亨
生存権理論の展望/小林直樹

第3号 法と政治の連関

法と政治の関連:法哲学四季報3号

国際法と国際政治/恒藤恭
政治と社会規範/田畑忍
法と国歌/中井淳
ジョン・ロックと近代政治原理/丸山真男

書評

原田鋼「政治と倫理」/横越英一
マッキーヴァ「政府論」/牟田輝男
ケルゼン「法と国家の一般理論」碧海純一

第2号 刑事責任の本質

刑事法の本質:法哲学四季報2号 1949年2月15日

刑事責任の本質/木村亀二
刑事責任と自由意思/齋藤金作
刑事責任の本質と限界/久礼田益喜
人格責任の理論/団藤重光

書評

人格責任論—不破武夫博士「刑事責任論」—/井上正治
佐伯千仭「刑法における期待可能性の思想」/平場安治
ホール「刑法の基本原理」/平野龍一

第1号 自然法と実定法

自然法と実定法:法哲学四季報1号 1948年11月15日

自然法と実定法/木村亀二
ソロヴィヨフの法哲学/田中耕太郎
自然法と歴史法/和田小次郎
法哲学における形而上学と経験主義/尾高朝雄

書評

淡野安太郎「社会哲学としての法律哲学」/平野秩夫
和田小次郎「法と人間」/矢崎光圀
ジャック・マリテン「人権と自然法」/阿南成一

独立行政法人科学技術振興機構(JST)により、法哲学年報が電子アーカイブ化されました。
2009年12月27日現在、それ以前に発行されていた法哲学四季報(1948〜1951年)のすべてと、法哲学年報の創刊号(法哲学年報1953)から2005年刊行分(法哲学年報2004)までが公開されています。どうぞご利用下さい。

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